ナポレオン・ヒルと7つの習慣どちらがオススメ?選び方を専門家が解説

ナポレオン・ヒルの最も著名な書籍として「思考は現実化する」があります。

「思考は現実化する」を専門家目線で要約した記事が気になる方は、以下の記事をご覧下さい。

それと同じくらいに世界的に著名な書籍として、スティーブン・コヴィー著の「7つの習慣」があります。

世界的に著名な書籍2冊において、どちらを読むのが良いのか悩む人はとても多いです。

結論から申し上げますと、どちらも読むのが正解です。

そして、どちらを先に読んでも問題ありません。

この記事では、世界的に著名な書籍2冊を読んだ方が良い人と、読まない方が良い人のポイントと、書籍を読んだ後に何をしないといけないのかの注意点などについて、ナポレオン・ヒルの成功哲学に20年従事している専門家が、ひとつひとつ詳しく解説していきます。

この記事を書いた人

1982年生まれ。2004年(22歳)から現在に至るまで自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業・講演・研修活動を行い、現在の月間セールス日本一の記録も保有しています。

すべて正規に版権を取得しており、自社取扱いプログラムともなっている

  • ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
  • ジョセフ・マーフィー(潜在意識の法則)
  • マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
  • ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
  • ブライアン・トレーシー(営業の神様)
  • デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
  • ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則ブームのきっかけとなった、ザ・シークレットの賢人エイブラハム)

これらすべてのプログラムを所有、実践し、プログラムユーザーへレクチャーしています。

現在のクライアントは法人のみですが、全国に在籍するインストラクターの育成と、プログラムユーザーのフォローサポートも担当しています。

~主な取扱い業務~

大手企業の新入社員研修
営業 / セールスなどの社内講演
オペレーションマニュアルの作成

ナポレオン・ヒル財団|アジア/太平洋本部
公認販社リアライズ オーナー

壁下政和

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ナポレオン・ヒルの書籍と7つの習慣の共通点とは

2つの共通点

ナポレオン・ヒルの書籍と7つの習慣における共通点とは、小手先のスキル・ノウハウ・テクニックではなく、人としての在り方や心構えについて書かれていることです。

理解が遠く及んでいない人の場合は、この在り方や心構えのことを「精神論」や「根性論」と勘違いします。

そして実際に、勘違いした人たちが行うコンサルやセミナーでは、そういった内容が横行していますので、注意しましょう。

このような勘違いが連鎖すると、解釈違いによりとんだ結末になってしまうのです。

このような危ない勘違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。

この2つの書籍が共通して語っていることは、人としてどう在るべきか?が主題であり、すべては内面にフォーカスしています。

ナポレオン・ヒルが提唱している17の成功法則について詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。

ナポレオン・ヒルも7つの習慣も、自分自身の人格や考え方に関して、パラダイムシフトを起こすことが目的であり、習慣の恐ろしさと頼もしさを知ることで、誤った考え方を取り除き、必要な心構えを構築し、行動を起こす前の準備段階を正しく行えるようにするための、人としての在り方が記されています。

パラダイムシフトとは

自分のことに限らず、現在当たり前のようになっている常識や価値観などを変えることを指します。

私はこれを、20年前の当時から「思考の枠を外す」と表現しています。

例)重量挙げの世界チャンピオン、バレリーアレクシスは499ポンドいう世界記録を持っていた。
彼が何度挑戦しても、500ポンドを持ち上げることはできなかったので、人類の限界は499ポンドと言われていた。
しかし、実は499ポンドは計測ミスで、実際に持ち上げた記録は500ポンドを超えていた。
これが世界中でニュースになると、その一年後には500ポンドを持ち上げる選手が6人も現れた。

そしてこの記事をお読みの方に知っておいて頂きたいポイントは、「どちらも語っていることは同じ」ということです。

現代における、読者や聞き手の興味を引くための、逆張り商法のような小手先のスキルには、惑わされないようにしましょう。

ナポレオン・ヒルと7つの習慣、どちらから読むのがオススメ?

この記事の冒頭でも書いたように、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」でも「7つの習慣」でも、どちらから読んでも全く問題ありません。

そして、どうせ読まれるのであれば、どちらも読みましょう。

実際に私自身もどちらも読みました。

重要なのは、読んで知るだけでなく、反復して読み続け、理解を深め、落とし込み、応用して、実践することです。

これらを習慣化しなければ、他のどんな素晴らしい書籍を読んだとしても、意味がありません。

具体的に申し上げるのであれば、思考は現実化するでも、7つの習慣でも読まれるなら最低でも100回以上は読んで下さい。

それくらい継続すれば、暗唱できるくらいにはなるはずです。

初めから無理だ、と考えてしまう癖がある人には、以下の記事が参考になります。

こちらも実際に私自身、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」が目次レベルに思えるほど、より深い内容について学ぶことができるナポレオン・ヒル・プログラムを、導入してからかれこれ20年経つ今でも、毎日継続して学び続けています。

続いてナポレオン・ヒルの書籍や、7つの習慣を読んだ方が良い人について詳しく解説していきます。

ナポレオン・ヒルの書籍や7つの習慣を読んだ方が良い人

お勧めしている女性

ナポレオン・ヒルの書籍や7つの習慣を読んだ方が良い人は、「自分の心構えを、成果を出せる人と同じように構築したい人」です。

本を読んだりセミナーで学んで目標を設定しても、達成できない人がほとんどなように、やり方を学んだところで、同じようにうまくいくかというと、万人共通ではありません。

ところが、心構えを変えることができれば、先程のパラダイムシフトでの重量挙げの例えのように、誰もがメンタルブロックとなる障害を、取り除くことができるのです。

このパラダイムシフトについて詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。

ナポレオン・ヒルの書籍や7つの習慣を読む上で、気をつけないといけないポイントは「読んだ=変わった」ではないことです。

読んだだけでは、まだ「知った」だけの段階ですので、その先の反復し、理解を深め、落とし込み、応用して、実践しないといけません。

続いて、ナポレオン・ヒルの書籍や7つの習慣を読まない方が良い人について、詳しく解説していきます。

ナポレオン・ヒルの書籍や7つの習慣を読まない方が良い人

NGサインを出す女性

ナポレオン・ヒルの書籍や7つの習慣を読まない方が良い人は、「スキル・ノウハウ・テクニックを学びたい人」です。

なぜなら、スキル・ノウハウ・テクニックが好きな人や学びたい人にとっては、どちらの書籍を読んでも、何の感銘も気付きも得られずに終わってしまうからです。

実際に、ナポレオン・ヒルを購入した人達に聞いた良い点悪い点でもこの結果は如実に現れていましたので、気になる方は以下の記事をご覧ください。

これは簡単に例えるなら、料理のレシピを知りたいのに、調理師免許を取るための書籍を読んでいるようなものです。

スキル・ノウハウ・テクニックに興味がある人なら、それ専門の書籍を読むようにした方が、より満足感を得ることができるでしょう。

ナポレオン・ヒルの書籍や7つの習慣を読んでも意味がなかった、という人のほとんどが、この属性の人達です。

最後に、ナポレオン・ヒルの書籍や7つの習慣を読んだ後に、何をしないといけないのかについて、詳しく解説していきます。

ナポレオン・ヒルの書籍や7つの習慣を読んだ!その後、何をする?

考えている女性

ナポレオン・ヒルの書籍や7つの習慣を読み終わった後に、何をしないといけないかというと、次のステップは反復して読み続けることです。

なぜなら、一度読み終えただけでは、なんとなく知っただけで、書籍の真意を活かすことができないからです。

もし、この記事をお読みの方が、一度読了した時点で書籍の内容を暗唱できるレベルなのであれば、その場合は落とし込みの段階まで終わっていますので、次は応用のステップへと進みます。

しかし、ほとんどの人が読んだ後に何をしているかというと、読んだら読みっぱなしで行動に移したり、一度読んだだけで終わってしまうのです。

正しくは応用のステップまで来た段階で、初めて心構えの構築に入ります。

心構えの構築に関しては名著「成功哲学」が参考になりますので、専門家目線で要約した記事が気になる方は、以下の記事が参考になります。

ここまで来て、従来の自分と違った心構えの構築を行いますので、心構えの構築が成功することで、成果にも変化が訪れるようになります。

正しい順序を踏めば、きちんと成果へと繋げるための変化は訪れる

ワクワクしている女性

ここまで長くなりましたが、ナポレオン・ヒルの書籍や7つの習慣の書籍の選び方や、活用方法までをまとめてみました。

この記事をお読みの方も、大半の方はおそらく

unknown people

そこまでしないといけないのか…面倒だなぁ

と思われていることでしょう。

実際に20年続けている私も、同じ人間ですので面倒だとは感じています。

しかし、それを面倒だと感じてやらずに放置するのか、面倒だと感じてもきちんとこなすかの違いが、成果が出るのか出ないのかの、成果の違いとなって現れるのです。

成功を志すあなたのライバルも、何かを学ぼうと努力しています。

そして、実際に学び、あなた同様に面倒だと感じています。

しかし、あなたのライバルが面倒だと感じても、それをきちんとこなしていたとしたら、その時点であなたはライバルに遅れを取ることになります。

差というものは、こうして生まれます。

この僅かの差を突き詰めていった先が、成功している人の2%に入れるかの差となって現れるのです。

現状を変えたいのであれば、正しい順序を踏んで成果へと繋げるための、変化を受け入れる準備を行いましょう。

まとめ
  • ナポレオン・ヒルの書籍と7つの習慣、迷わずにどちらも読んでみよう
  • 心構えを変えたい人はナポレオン・ヒルの書籍や7つの習慣を読んだ方が良い
  • 書籍を読んだ後に、何をしないといけないのかが一番重要